WebRelease 2.30A リリースのお知らせ

WebRelease 2.30A をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.30 に対するバグフィックスリリースです。

2.30 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。

従来製品との互換性

WebRelease 2.30A は WebRelease 2.30 に対して十分な互換性を維持しています。WebRelease 2.2 系以前から 2.30A へのアップグレードの際にはストレージデータのコンバータが稼働します。詳細につきましては「WebRelease 2.30 リリースノート」の「従来製品との互換性」の項をお読みください。

このバージョンで修正された不具合

WebRelease 2.30A では下記の不具合が修正されました。

  1. FTP の設定が AUTO の場合に FTP のエラーがログに記録されない場合がある

    識別番号
    200801-3
    該当バージョン
    2.30
    不具合の詳細

    FTP の設定が AUTO になっている場合に FTP サーバへのログインエラーが発生したときのエラーメッセージが FTP 記録に記録されない。

  2. コンバージョン中にハングする場合がある

    識別番号
    200801-2
    該当バージョン
    2.30
    不具合の詳細

    コンバージョン中にハングする場合がある。コンバージョンの対象となっているストレージに含まれているサイトに、FTP 設定が AUTO になっているサイトがあり、そのサイトが XMLリーダオブジェクトを使用していて、さらに、コンバージョンを行っている途中に、外部から取り込んだ XML データに更新が発生してしまうと、コンバージョン中に FTP が稼働してしまい、それが原因でコンバージョンがハングする場合がある。
    この症状に陥ってしまった場合には、下記の方法で対処してください。

    1. WebRelease2.storage を待避します。
    # cd ~wr2
    # mv WebRelease2.storage WebRelease2.storage.bak

    2. WebRelease を再起動します。OS ごと再起動します。

    3. 通常の手順で WebRelease を 2.30A 以降のバージョンにアップグレードします。

    4. WebRelease2.storage をもとにもどします。
    # cd ~wr2
    # mv WebRelease2.storage WebRelease2.storage.dust
    # mv WebRelease2.storage.bak WebRelease2.storage

    5. WebRelease を再起動します。OS ごと再起動します。

    この手順で、WebRelease2.30A でのストレージのコンバージョンが始まります。問題は解決されているはずですので、コンバージョンの終了を待ってから WebRelease の利用を開始してください。なお、上記出順で発生した WebRelease2.storage.dust は不要なので削除していただいて結構です。

  3. マニュアル中の画像が表示されない場合がある

    識別番号
    200801-1
    該当バージョン
    2.30
    不具合の詳細

    Microsft Windows 上の Internet Explorer 6 以前でマニュアル中の画像が表示されない。