WebRelease 2.75X リリースのお知らせ

WebRelease 2.75X をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.75W に対するメンテナンスリリースです。

2.75W 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。

Java をアップデート

2.75X では OpenJDK Amazon Corretto 8.382.05.1 にアップデートされています。このアップデートにより、安定性、安全性が改善されています。なお、このアップデートには脆弱性対応が含まれています。なるべく早い段階で 2.75X へのバージョンアップをお願いいたします。

Tomcat をアップデート

2.75X では Tomcat が 8.5.91 にアップデートされています。このアップデートにより、安定性、安全性が改善されています。

従来製品との互換性

WebRelease 2.75X は WebRelease 2.75W に対して十分な互換性を維持しています。

2.75 系の保守は 2024/3 まで継続

2.75 系の保守は 2024/3 まで継続する予定です。それ以降は 2.75 系につきましてはセキュリティ対応を含み保守は提供されなくなります。後継バージョンの 2.8 系は 2.75 系に対して十分な互換性を持っています。ご都合のよろしい時に 2.8 系へのバージョンアップをご検討ください。何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。

このバージョンで修正された不具合

WebRelease 2.75X では下記の不具合が修正されました。

[1]公開サーバ上のファイルに対して必要のない削除が実行されることがある
識別番号 3459
該当バージョン 2.75W 以前
不具合の詳細

以下の手順が実行された場合に、公開サーバ (FTP / SFTP サーバなど)に対して必要のない削除命令が実行される。

  1. テンプレート T1 を作る。T1 には画像または添付ファイル要素  img がある。
  2. T1 でページ P1 を作る。img に画像などの値を与える。
  3. P1 を公開する。
  4. T1 の要素 img を T1 から削除する。
  5. FTP を起動すると P1 の img の削除が実行される。
  6. FTP を再度起動すると P1 の img の削除が再度実行される。ファイルは前回の FTP で既に削除されているのでこの削除処理は不要であり実際には何も削除しない。削除実行の記録は FTP 記録には残らない。再度実行されている状況は公開サーバ側のログを見ないとわからない。
不要な削除が実行される以外に副作用はない。

改修方法

修正いたしました。

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