WebRelease 2.60L リリースのお知らせ
WebRelease 2.60L をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.60K に対するバグフィックスリリースです。
2.60K 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。
このバージョンでの新機能の追加はありません。
このバージョンで修正された不具合
WebRelease 2.60L では下記の不具合が修正されました。
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アラビア語とヘブライ語を扱う場合の入力欄が右詰めになっていない
- 識別番号
- 1834
- 該当バージョン
- 2.60K 以前
- 不具合の詳細
アラビア語とヘブライ語を扱う場合の入力欄が右詰めになっていない。これらの言語では、文を右から左に綴るので、入力欄は右詰めになっている方が良い。
- 改修方法
「複数行テキスト」および「WYSIWYGエディタ」にアラビア語またはヘブライ語を入力する時には、その編集領域に対して dir="rtl" 属性を指定し、行頭が右端になるように変更いたしました。それ以外の入力要素への入力は従来どおり左詰めです。
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要素名などにベトナム語の文字が使えない場合がある
- 識別番号
- 1820
- 該当バージョン
- 2.60K 以前
- 不具合の詳細
要素名に Unicode のコードポイント U+00C0 から U+00FF までの文字を使用することができない。この区画にはベトナム語の文字などが含まれているため要素名に一部のベトナム語の文字が使えない。
- 改修方法
同区画の文字をリソース名などに使用できるように変更いたしました。
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新規ページの作成が禁止されているフォルダに新規ページが作れる
- 識別番号
- 1816
- 該当バージョン
- 2.60K 以前
- 不具合の詳細
新規ページの作成が禁止されているフォルダにあるページのページ編集画面に入ると、画面内に「コピー」と「新規ページ」ボタンが表示されている。これらのボタンをクリックすると、新規ページ作成が禁止されているフォルダに新たにページが作成できてしまう。
- 改修方法
新規ページ作成が許可されていないフォルダにあるページのページ編集画面には「コピー」及び「新規ページ 」のボタンが表示されないように修正いたしました。
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Windows IE11 でファイルのダウンロード時の日本語ファイル名が不適切
- 識別番号
- 1810
- 該当バージョン
- 2.60K 以前
- 不具合の詳細
Windows 上の IE 11 を使うと、WebRelease からの各種ファイルのダウンロード時に、ダウンロードされるファイルに異常なファイル名がついてしまう。ファイル名に WebRelease 側で指定した物が使われず、ダウンロードに使用した URL の末尾部分がファイル名として使われてしまう。原因は IE 11 からブラウザの User-Agent の形式が変更になったが、それに対応できていなかったため。
- 改修方法
IE11 の User-Agent の形式に対応し、正常なファイル名でダウンロードされるように修正いたしました。
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コンテンツ生成エラー WTag_BreakException が発生する
- 識別番号
- 1784
- 該当バージョン
- 2.60 〜 2.60K
- 不具合の詳細
FTP 実行時やプレビュー時に、コンテンツ生成エラー WTag_BreakException が発生し、正常にプレビューできない、または、FTP が完了できない場合がある。この障害は下記条件が成立する場合にが発生します。
(1) テンプレートの設定が WTL 2.3 以前になっている。
(2) テンプレートの展開中で wr-break タグを使用している。
(3) wr-break タグの記述が <wr-break /> という形式になっている。 <wr-break></wr-break> とコーディングされている場合には問題は発生しない。
(4) WebRelease 2.6 系以降を使用している。- 改修方法
修正いたしました。