WebRelease 2.60Tリリースのお知らせ

WebRelease 2.60T をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.60S に対するバグフィックスリリースです。

2.60S 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。

このバージョンでの新機能の追加はありません。

Java をアップデート

2.60T では Java Runtime Environment が Java SE 8u131 にアップデートされています。このアップデートにより、安定性、安全性が改善されています。

Tomcat をアップデート

2.60T では Tomcat が 8.5.14 にアップデートされています。このアップデートにより、安定性、安全性が改善されています。

Red Hat Enterprise Linux 5 / CentOS 5 のサポート終了

Red Hat Enterprise Linux 5 及びその派生ディストリビューションである CentOS 5 は 2017/3/31 を期限に End of Production Phase を迎えました。それにともないまして WebRelease につきましても両 OS のサポートを終了させていただきます。今回リリースの 2.60T と 2.70F からは RHEL 5 と CentOS 5 はサポート対象プラットフォームではなくなります。

WebRelease は既に RHEL 6 / RHEL 7 / CentOS 6 / CentOS 7 に対応しています。RHEL 5 / CentOS 5 をご利用のお客様は、セキュリティー対策やバグフィックスが安定して提供される、より新しい OS への移行をお願いいたします。

従来製品との互換性

WebRelease 2.60T は WebRelease 2.60S に対して十分な互換性を維持しています。

このバージョンで修正された不具合

WebRelease 2.60T では下記の不具合が修正されました。

[1]公開サーバ上のディレクトリのモードが 755 以下に固定されている
識別番号 2385
該当バージョン 2.60S 以前
不具合の詳細

公開サーバへのコンテンツのアップロードに SFTP を使用している場合、公開サーバ上に作成されるディレクトリのモードが 755 (wrxr-xr-x) 以下に固定されてしまう。SFTP の接続に使っているアカウントの umask を調整したり /etc/sshd/sshd_config を調整して 775 (rwxrwxr-x) などのディレクトリを作成しようとしてもできない。

改修方法

修正いたしました。

[2]FTP が繰り返し実行されてしまう
識別番号 2374
該当バージョン 2.60S 以前
不具合の詳細

以下の条件が成立している場合に Auto 設定の FTP が繰り返し実行されてしまう。

  1. XMLリーダ型の要素が定義されたテンプレートを使って作成されたページがあり XMLリーダ要素の URL には URL が記入されていている。
  2. FTP 実行時にはその URL への GET が発生しない。例えば wr-if などの条件によって実際にその URL に GET が発生しない状態にある。
FTP記録には記録が残らないので気づかない場合がある。

改修方法

修正いたしました。

[3]誤った操作履歴が記録される
識別番号 2351
該当バージョン 2.60S 以前
不具合の詳細

運用中にメモリの残量が切迫し「メモリ不足警告メール」が発送された時に、操作履歴に「メモリ監視機能の設定を変更」という履歴が記録されてしまう。

改修方法

修正いたしました。

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