WebRelease 2.60P リリースのお知らせ

WebRelease 2.60P をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.60N に対するバグフィックスリリースです。なお、バージョン表記が紛らわしいため 2.60O は欠番とさせていただきました。

2.60N 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。

このバージョンでの新機能の追加はありません。

Java をアップデート

2.60P では Java Runtime Environment が 1.8.0_91 にアップデートされています。このアップデートにより、安定性、安全性が改善されています。

Tomcat をアップデート

2.60P では Tomcat が 6.0.45 にアップデートされています。このアップデートにより、安定性、安全性が改善されています。

従来製品との互換性

WebRelease 2.60P は WebRelease 2.60N に対して十分な互換性を維持しています。

このバージョンで修正された不具合

WebRelease 2.60P では下記の不具合が修正されました。

  1. WYSIWYGエディタの右クリックメニューの表示位置が不適切な場合がある

    識別番号
    605
    該当バージョン
    2.60N 以前
    不具合の詳細

    WYSIWYGエディタの右クリックメニューの表示位置が不適切な場合がある。ページ編集画面自体が大きく、画面に縦スクロールバーが表示されている状況で、さらに、WYSIWYG エディタの縦方向のサイズが大きく、WYSIWYG エディタのエリアにも縦スクロールバーが表示されている時に、WYSIWYG エディタ内でマウスの右ボタンをクリックして表示するメニューがマウスの近傍にならず、外れた場所に表示されてしまう場合がある。場合によっては、画面外に表示されてしまい、メニューが見えない場合がある。

    改修方法

    修正いたしました。

  2. チャネル一覧が正常に表示されない場合がある

    識別番号
    2207
    該当バージョン
    2.60 以降
    不具合の詳細

    ごく稀にチャネル一覧画面が正常に表示されない場合がある。再表示すれば正常に表示される。

    改修方法

    修正いたしました。

  3. 「メモリ設定」の「メモリ利用状況」が表示されない場合がある

    識別番号
    2192
    該当バージョン
    2.60M 以降
    不具合の詳細

    CPU数 (コア数) が 1 のサーバで WebRelease を使用している場合に「メモリ設定」の「メモリ利用状況」が表示されない。

    改修方法

    修正いたしました。

  4. フォルダ内のページ順序を変更できない

    識別番号
    2181
    該当バージョン
    2.50 以降
    不具合の詳細

    フォルダの設定に「設定変更にはデザイナまたはマネージャー権限が必要」のオプションが指定されている場合で、かつ、フォルダの「ページ順序」の指定が「ユーザがページの順序を指定する」になっている場合に、デザイナまたはマネージャー権限を持たないユーザが、フォルダ内のページの順序の変更ができない。

    改修方法

    デザイナまたはマネージャー権限を持たないユーザでも、フォルダ内でのページの順序を変更できるように修正いたしました。

  5. WYSIWYG エディタの置換の処理が正しく動作しない

    識別番号
    2172
    該当バージョン
    不詳/ブラウザのバージョンに依存
    不具合の詳細

    WYSIWYG エディタの置換の処理が正しく動作しない。ブラウザにより挙動が異なる。

    改修方法

    修正いたしました。

  6. チャネルが削除できない場合がある

    識別番号
    2169
    該当バージョン
    2.60 以降
    不具合の詳細

    チャネルが削除できない場合がある。この問題は、2.5 系のストレージを一旦 2.6 系以降の WebRelease で開いてしまい、その後、再度 2.5 系にバージョンダウンしてFTP 関連の情報を修正書き込みした後に、再度 2.6 系以降にバージョンアップすると発生してしまう。

    なお、バージョンダウンはサポートしていません。バージョンダウンとなる操作は行なわないようお願いいたします。

    改修方法

    修正いたしました。

  7. XML の最も深い位置にある要素の属性値が取り出せない

    識別番号
    2138
    該当バージョン
    2.40 以降
    不具合の詳細

    XML 連携機能を使って外部から取り込んだ XML 文書の中にある、もっとも深い位置にある要素について、その要素の属性値を取り出すことができない。(要素の値は取り出せる)

    改修方法

    修正いたしました。

  8. FTP が AUTO に設定されている状況で公開ボタンをクリックしても FTP が起動されない場合がある

    識別番号
    1878
    該当バージョン
    2.60P 以前
    不具合の詳細

    FTP が AUTO に設定されている状況で公開ボタンをクリックしても FTP が起動されない場合がある。発生頻度は低い。再度公開ボタンをクリックすることで正常に FTP を起動することができる。

    改修方法

    修正いたしました。