WebRelease 2.60Q リリースのお知らせ
WebRelease 2.60Q をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.60P に対するバグフィックスリリースです。
2.60P 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。
このバージョンでの新機能の追加はありません。
このバージョンで修正された不具合
WebRelease 2.60Q では下記の不具合が修正されました。
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XMLFeed オブジェクトの要素の値を trim() しないと比較判定できない
- 識別番号
- 2249
- 該当バージョン
- 2.60P, 2.70B
- 不具合の詳細
getXML() 関数または XMLリーダ要素を使って取り込んだ XMLFeed オブジェクトの要素の値を wr-if などで比較できない。trim() などの関数を経由すれば比較できる。
この問題は 2.60P, 2.70B にのみ存在します。他のバージョンでは問題は発生しません。
- 改修方法
修正いたしました。
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バージョニングフォルダからページを外に出すとメインページが切り替わってしまう
- 識別番号
- 2243
- 該当バージョン
- 2.30 ~ 2.60P
- 不具合の詳細
バージョニングフォルダからそのフォルダ内にあるいずれかのページを外に出すと、そのバージョニングフォルダのメインページが、そのフォルダに最初に作成した(最初入れた)ページに切り替わってしまう。
- 改修方法
修正いたしました。
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バージョニングフォルダを空にすると共有ファイル名がリセットされてしまう
- 識別番号
- 2242
- 該当バージョン
- 2.60P 以前
- 不具合の詳細
バージョニングフォルダの最後の1ページを削除またはフォルダの外に出すと、そのバージョニングフォルダに設定されていた「共有するファイル名」が失われてしまう。そのバージョニングフォルダに新たにページを作成したり、フォルダにページを移動して追加しても、以前に使われていた共有するファイル名が復活しない。利用上は、あるバージョニングフォルダに指定した共有するファイル名は、バージョニングフォルダが空になっても保持されていた方が便利だと思われる。
- 改修方法
空にしても使用していた「共有するファイル名」が維持されるように修正いたしました。
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ページデータテンプレートのページが FTP時にURL衝突エラーを起こす場合がある
- 識別番号
- 2240
- 該当バージョン
- 2.60P 以前
- 不具合の詳細
ページデータテンプレートのページが FTP時にURL衝突エラーを起こす場合がある。この問題はバージョニングフォルダが関係しています。この問題は、例えば、下記の手順で操作した場合に発生します。
(1) バージョニングフォルダ V0 を作る
(2) ページデータ型のテンプレート T0 を作る
(3) V0 中に T0 のページ A を作る
(4) A をコピーしてページ B を作る。
(5) B をコピーしてページ B-1 を作る。
(6) B をコピーしてページ B-2 を作る。
(7) ページ B-1, B-2 を V0 から外に出して公開する。この手順で B-1 と B-2 は FTP 時に URL 衝突を起こします。
- 改修方法
修正いたしました。
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画像要素のファイル名にサフィックスだけを指定するとエクセプションが発生
- 識別番号
- 2227
- 該当バージョン
- 2.60P 以前
- 不具合の詳細
ページ編集画面で、画像要素のファイル名指定にサフィックスだけを指定すると(例えば .jpg と指定すると)エクセプションが発生し、白い画面が表示されてしまう。ブラウザのバックボタンで戻れる。
- 改修方法
修正いたしました。
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FTPエラーの時にログに記録されるパスが間違っている場合がある
- 識別番号
- 2226
- 該当バージョン
- 2.60 以降
- 不具合の詳細
FTP エラーが発生すると、発生したページやリソースの FTP サーバ上でのパスが FTP 記録に記録されるが、このパスが間違っている場合がある。この問題は、以下の手順で操作した場合に発生します。
(1) 2.5 系以前の WebRelease で運用している。
(2) WebRelease を 2.6 系以降にバージョンアップする。または、サイトデータの export / import の手順をとおして 2.5 系で使用していたサイトデータを 2.6 系以降の WebRelease に取り込む。
(3) 2.6 系以降の WebRelease で FTP 先のディレクトリを変更する。以上のステップを経過すると FTP エラー時に FTP 記録に古い 2.5 系で使用していたパスが記録されてしまう。
なお、ログに誤ったパスが記録される以外に副作用はありません。また、FTP が正常に実行できた場合に記録されるパスには誤りはありません。
- 改修方法
修正いたしました。
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公開開始指定時刻にFTPが起動されない場合がある
- 識別番号
- 2097
- 該当バージョン
- 2.40 以降
- 不具合の詳細
FTP の起動モードが AUTO になっている場合に、指定されている公開開始指定時刻に FTP が起動されない場合がある。この問題は、以下の手順で操作を行った場合に発生します。以下の例では 2016/8/4 03:59 ごろに操作していると仮定しています。
(1) ページ A を作る。公開開始時刻に 2016/8/10 00:00 を指定して公開する。ページ A は公開待になる。
(2) ページ B を作る。公開開始時刻に 2016/8/4 04:00 (現在の1 分未来)を指定して公開する。1分後に FTP が実行されページ B が公開される。
(3) ページ C を作る。公開開始時刻に 2016/8/4 04:01 を指定する。そして、04:01 を少し過ぎてから公開ボタンをクリックする。FTP は AUTO 設定なのですぐに FTP が実行されページ C が公開される。この時点で 2016/8/10 00:00 に予定されているページ A の公開スケジュールが(一時的に)失われる。なお、上記 (3) のあと、ページの作成や移動など、何らかのページに関連する操作を行うことで、ページ A の公開スケジュールが復旧されます。
- 改修方法
修正いたしました。