WebRelease 2.70Mリリースのお知らせ
WebRelease 2.70M をリリースいたしました。このリリースは WebRelease 2.70L に対するバグフィックスリリースです。
2.70L 以前のバージョンをお使いのお客様はこのバージョンへのアップデートをお願いいたします。
このバージョンでの新機能の追加はありません。
Java をアップデート
2.70M では Java Runtime Environment が Java SE 8u201 にアップデートされています。このアップデートにより、安定性、安全性が改善されています。
なお、Oracle 社から提供される Java Runtime Environment をバンドルした WebRelease はこの 2.70M が最終となる予定です。今後の 2.70N 以降のバージョンでは他のベンダーから供給される Java Runtime Environment を利用する形態に変更する予定です。これは Oracle 社からの、無償での JRE の供給が 2019/1 (Java SE 8u201/202) で終了となる為です。
Tomcat をアップデート
2.70M では Tomcat が 8.5.37 にアップデートされています。このアップデートにより、安定性、安全性が改善されています。
セッションタイムアウト時間の上限値の変更
WebRelease にログインしたユーザが、ログインした状態で何も操作をせずにいると、設定されているセッションタイムアウト時間を経過した時点で、自動的にログアウトするようになっています。今まで、このセッションタイムアウト時間に設定可能な時間の上限は 120 分までとなっていましたが、今回の 2.70M からは 1500 分(25時間)までの時間を指定できるように変更されました。
Solaris 10 のサポート終了
2.70M では、下記のプラットフォームがサポート対象から除外されています。2.70M 以降のバージョンは Solaris 上では稼働いたしません。ご了承ください。
- Solaris 10 x86・x86_64
- Solaris 10 SPARC
2.70M 以降のバージョンの WebRelease は Solaris 10 に DVD メディアからのインストールはできません。また、現在 Solaris 10 で稼働している WebRelease に適用可能なアップデートファイルのダウンロードもできません。ご了承ください。
従来製品との互換性
WebRelease 2.70M は WebRelease 2.70L に対して十分な互換性を維持しています。
このバージョンで修正された不具合
WebRelease 2.70M では下記の不具合が修正されました。
[1] ログイン履歴にログアウトの記録が残らない | |
識別番号 | 2620 |
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該当バージョン | 2.70L 以前 |
不具合の詳細 | WebRelease にログインしたユーザが、サイトに入っていない状態でログアウトすると、ログイン履歴、及び、システムの操作履歴にログアウトの履歴が記録されない。 |
改修方法 | 修正いたしました。 |