5章 テンプレート - 4. 要素のタイプ
ページ中で、例えば、記事の本文など、長いテキストデータを扱いたい時に使用します。入力時には WYSIWYG エディタでの入力になります。テキストの入力以外にも、画像の挿入や添付ファイルの登録とリンクの作成など、WYSIWYG 型式での編集作業が行なえます。
WYSIWYG エディタの機能の範囲はテンプレート側でコントロールすることができます。指定は「エディタ設定」で行ないます。サイトには、複数の「エディタ設定」を作成しておくことができますが、テンプレート側では WYSIWYG エディタ型の要素を定義するときに、サイトに作成されている「エディタ設定」のいずれを使用するかを指定します。要素ごとに個別に「エディタ設定」を指定できるため、状況に応じた WYSIWYG エディタの機能を使いわけることができます。
WYSIWYG エディタは注意して使用してください。コンテンツの制作を WYSIWYG エディタに頼りすぎると、すべてのページを手作業で作るのと同じ状態になってしまいます。WebRelease を導入したのに、コンテンツの制作は以前と変わらず 1 ページずつ手作りすることになりかねません。サイト全体の構造や導線、ページ全体のレイアウトは WYSIWHG エディタに頼らず、ページの一部分で、限定的に WYSIWYG エディタの便利な機能を使っていくのが良いのではないでしょうか。
ページ編集画面に表示される入力エリアのサイズを指定します。指定方法は下記の3種類の方法から選べます。
入力フィールドの高さをピクセルで指定します。幅は画面(ウインドウ)の幅に合わせて自動で決定されます。この設定がおすすです。ページ編集画面側では入力エリアの下にリサイズハンドルが表示されます。入力作業中にこのリサイズハンドルをドラッグすることで入力エリアの高さを自由に変更できます。入力エリアの高さはページデータと一緒に保存され、次回編集時にも有効になります。
幅と高さをピクセル数で指定します。ページ編集画面側では入力エリアの右下にリサイズハンドルが表示されます。入力作業中にこのリサイズハンドルをドラッグすることで入力エリアのサイズを自由に変更できます。入力エリアのサイズはページデータと一緒に保存され、次回編集時にも有効になります。
ページ編集画面側でのこの入力エリアの行数と幅を指定します。単位は文字数ですが正確ではありません。目安としての値を指定してください。ページ編集画面側では入力エリアの右下にリサイズハンドルが表示されます。入力作業中にこのリサイズハンドルをドラッグすることで入力エリアのサイズを自由に変更できます。入力エリアのサイズはページデータと一緒に保存され、次回編集時にも有効になります。
このフィールドに入力する場合の、最小文字数と最大文字数を指定します。どちらか一方の指定でもかまいません。文字数にはタグを除去した状態での正味の文字数が使われます。(概算です)入力結果がこの制限を満たしていない場合、ページ編集画面にエラーが表示されます。この制限をクリアしていない状態でもページの公開は可能です。制限を満たしていなくてもあえて公開を選べば公開することができます。
初期値を指定します。空欄でもかまいません。初期値は、ページが最初に作成される時に使用される値です。値が未入力の場合に使用されるデフォルト値的なものではありません。
WYSIWYG エディタの機能設定を行ないます。ポップアップから、このサイトに定義されている「エディタ設定」を選択してください。エディタ設定は「エディタ設定」画面で作成/定義します。