11章 システムの運用管理
10. ログファイルのダウンロード
WebRelease は、稼働中に、さまざまなログをログファイル中に記録します。ログファイルは WebRelease をインストールしてあるサーバの ~wr2/WebRelease2.log というファイルに記録されます。WebRelease が記録するログはすべてこのファイルに集約されています。このログファイルを見ることで、システムの稼働状態を分析することができます。
ログファイルは「システム管理」画面の「情報」タブにある「ログファイル」ボタンをクリックすることでダウンロードできます。
「ログファイル」ボタンをクリックすると下記のようにパネルが表示されますので、パネルに設定を記入してから、パネル右上の「ダウンロード」ボタンをクリックします。
ファイル名には、ダウンロードされるログファイルの名前を指定します。もし、ログファイルのサイズが 5M Byte を超えるサイズになっている場合には「オプション」が表示されます。 ログファイル全体をダウンロードするか、または、ログファイルの末尾 5M Byte 程度(直近の 5M Byte)のみをダウンロードするかを選択してください。
弊社サポートをご利用いただく場合、分析が必要な場合には、このログファイルの提示をお願いする場合があります。ログファイルの解析はサポート担当側にて行います。
このログファイルの内容を読み解く方法はお客様には開示していません。ご了承ください。ログファイルへの記録内容や方法は WebRelease のバージョンによってかなり違います。また、WebRelease が援用しているライブラリ類から記録されるものも多数含まれています。読み解くためには各種ソースコードを参照する必要がある場合がほとんどです。