オブジェクト索引
HTMLDataNode オブジェクト
HTMLDataNode オブジェクトは html 中の style 要素や script 要素の内側の、テキスト的な部分を表すオブジェクトです。
paraseHtml() 関数で html テキストをパースすると、テキスト中の style タグの内側や script タグの内側の部分は HTMLDataNode オブジェクトになります。style 要素や script 要素自身は HTMLElement オブジェクトになります。例えば
<script>
// ここはスクリプトです。スクリプト固有のシンタクスが適用される部分です。
</script>
という html 断片において // で始まる行の部分が HTMLDataNode オブジェクトで表現されます。
このオブジェクトに対しては nodeName() メソッド以外は、なにもメソッドを実行することはできません。多くの場合、HTMLDataNode で表現されるノードを、その親要素の script や style 要素から切り離して扱うことはないので、本メソッドには操作メソッドがありません。
HTMLDataNode オブジェクトは、style 要素や script 要素に対して unwrap() を実行すると発生します。また、script や style に対して childNodes() メソッドを実行しても発生します。発生後は、それが HTMLDataNode であることを知ることができるだけで、処理を加えることはできません。
HTMLDataNode オブジェクトのメソッド一覧
nodeName()
要素の型の名前を返します。
書式
nodeName()
戻り値:要素の型の名前を文字列で返します。HTMLDataNode オブジェクトに対してこのメソッドを呼び出すと "HTMLDataNode" が返されます。