5章 テンプレート
テンプレートの状態には「編集中」と「利用可能」と「コンポーネントが編集中」の三つがあります。 テンプレートの状態は、テンプレート一覧画面の「状態」欄で見ることができます。また、テンプレート設定画面の「全般」タブでも知ることができます。
この状態はマークで表示されます。この状態は、そのテンプレートがあるユーザによって編集作業中(工事中)であることを示しています。 テンプレート一覧画面で、目的のテンプレートの操作欄にある「編集」ボタンをクリックすると、そのテンプレートの編集画面に入ります。 編集画面を操作してテンプレートの要素や展開、リソースなど、テンプレートの定義のどこかを変更すると、テンプレートは「編集中」となります。 テンプレート編集画面に入っても、内容を更新しなければ「編集中」にはなりません。
あるユーザが編集中のテンプレートを他のユーザが編集することはできません。
サイトの中のいずれかのテンプレートが「編集中」になっていると、ページを公開しても FTP は実行されません。この動作により編集中のテンプレートから生成されたページが公開サーバに転送されてしまうということが防がれています。
FTP 設定の「編集中のテンプレートがあってもコンテンツ生成とアップロードを実行する」というオプションが指定されている場合には、編集中のテンプレートがあても、 FTP が起動されるようになります。
この状態はマークで表示されます。この状態はテンプレート利用可能な状態です。ユーザはテンプレートの編集が終わったら、他のユーザがそのテンプレートをいつでも編集できるように、また、FTP が起動されるように「利用可能」状態にしてください。テンプレート一覧画面の操作欄にある「利用可能」ボタンをクリックすると、そのテンプレートは「利用可能」状態になります。
この状態はマークで表示されます。この状態は、テンプレートが参照しているコンポーネントのいずれかが編集中の状態にあることを示しています。このテンプレートは、誰でも編集できる状態になっていますが、FTP は(「編集中のテンプレートがあってもコンテンツ生成とアップロードを実行する」を ON にしていない限り)起動しません。