要素を削除すると、その要素の値として入力されていたデータも削除される点に注意してください。テンプレートによって既に多数のページが作成されている場合、要素を削除すると、そのテンプレートで作成されたページから該当する要素の値として入力されたデータが削除されます。
5章 テンプレート
コンテンツ制作者の入力項目となる部分を定義するのが文書型の定義です。各テンプレートは、それぞれの文書型定義をひとつだけ持っています。
WebRelease はこの文書型定義から、コンテンツ入力フォーム(ページ編集画面)を自動生成します。
テンプレートの「展開」の中からは、この文書型の定義に従ってコンテンツ制作者が入力したデータにアクセスすることができます。
テンプレートの文書型の定義は、テンプレート編集画面の「要素」タブで行います。
要素を追加するには、画面右上の「追加」ボタンをクリックします。新たに要素を追加すると「名称未設定」という名前で「1行テキスト」型の要素が作成されますので、要素名、型(種類)などを設定変更して目的の要素を作成します。
要素の順序(位置)を変更する場合は、ポップアップで位置を指定してから「保存」ボタンをクリックします。要素の順序は、ページ作成時の入力フォーム(ページ編集画面)の項目の順序となります。ページ作成時に入力しやすい順序になるように要素を並べると良いでしょう。
不要になった要素は、その要素が選択されている状態で画面右上の「削除」ボタンをクリックすることで削除できます。
要素を削除すると、その要素の値として入力されていたデータも削除される点に注意してください。テンプレートによって既に多数のページが作成されている場合、要素を削除すると、そのテンプレートで作成されたページから該当する要素の値として入力されたデータが削除されます。
この例では、文書型として「商品情報」をグループ項目で作り、その下に子要素「品名」「写真」「価格」を作っています。 この文書定義は下記の手順で作成できます。
テンプレートの要素には名前をつけることができます。要素の名前は展開の中で要素を参照する時に使用します。また、ページを作成するときに要素の値を入力するフォームで使用されます。フォームにデータを入力するときに、入力すべき内容がよくわかるように要素の名前を付けてください。
要素の名前はテンプレート内でユニークになるように付けてください。ひとつのテンプレートに同じ名前の要素がふたつ以上あると、展開のなかで要素を指定することができなくなります。
要素名に使用できる名前には制限があります。下記を参照してください。
要素には別名をつけることができます。 別名が指定されている場合、ページ作成時の入力フォームでは別名が表示されます。別名は展開の中では使用することはできません。
別名を活用することで、要素の名前には展開内でのコーディングがしやすい英字名を付けておき、また、別名には入力するスタッフにわかりやすい日本語名前を付ける、ということが可能になります。
別名を変更してもテンプレートの展開を修正する必要がないので、入力画面側のニーズに合わせて別名はいつでも変更することができます。
別名にはどんな名前でも付けることができます。