5章 テンプレート - 5. テンプレートの展開
WebRelease は、テンプレートごとにリソースを持つことができます。テンプレートのリソースには、そのテンプレート内で使用したい画像、CSS、スクリプトなどを登録しておきます。登録されたリソースは、そのテンプレートの「展開」や「メソッド」の中から参照することができます。
リソースには名前をつけることができます。この名前はテンプレートの「展開」や「メソッド」の中でそのリソースを参照する時に使用します。
リソースの名前はテンプレート内でユニークになるようにつけてください。ひとつのテンプレートに同じ名前のリソースがふたつ以上あると、展開のなかでリソースを指定することができなくなります。 また、テンプレートリソース名は、サイトリソース名や要素名ともユニークになるようにしてください。
リソースの名前の命名規則については下記を参照してください。
リソースはリソース名を使う以外にリソースの URL (ファイル名) を直接記述して参照することもできます。(プレビューも可能です)ですが、テンプレートを使って作成されるページの URL はページを作成する時点で決まります。テンプレート作成時にはまだ決まっていません。異なるディレクトリ階層にある複数のページが同じテンプレートを使うことはよくあります。そのため、リソースを URL で参照する場合は、参照元のページがどのような URL であってもリソースにアクセスできるよう、リソースの参照に絶対パスで参照する必要がある点に注意してください。
できるだけリソースに名前を付けてリソース名で参照することをお勧めします。
テンプレートが作成された時には、テンプレートリソースを保存するためのフォルダにデフォルト名が設定されています。
上図の例は、新規にテンプレート作成した直後の状態ですが、このテンプレートのリソースを保存するフォルダの名前として /vkcv740000000035 が設定されています。このフォルダの名前は、そのまま、公開サーバ上のディレクトリ名となります。このフォルダ以下に登録したテンプレートリソースは、公開サーバ上の /vkcv740000000035 というディレクトリ以下に配信されます。
デフォルトのディレクトリ名は自由に変更して構いませんが、テンプレートリソースのファイル名が、他のコンテンツ(ページ、リソース)のファイル名と衝突しないようににご注意ください。
テンプレートリソースの登録から各種設定、削除までの操作手順は、サイトリソースの場合と殆ど同じです。サイトリソースのマニュアルを参考に操作してください。