関数索引
kmg1024 は数値を Ki Mi Gi などの補助単位のついた表現に変換します。変換に使用される補助単位は下記の範囲です。kmg1024 は kmg1000 とよく似た関数ですが、補助単位を付ける場合の倍率が異ります。kmg1000 関数が 1000 (10 の 3 乗) ごとに補助単位を付けるのに対して kmg1024 は 1024 (2 の 10 乗) ごとに補助単位を付けます。
補助単位付きの表現に変換したい値を指定します。多くの場合、fileSize() 関数を使って取得した添付ファイルのサイズなどでしょうが、数値を直接指定しても構いません。
precision:変換結果の有効桁数を指定します。このパラメタを省略すると有効桁は 3 桁になります。
u0, u1024, u1048576....:補助単位の表現を変更したい場合に指定してください。u0 には補助単位が付かない場合の単位表現を指定します。u1024 には、補助単位 Ki が使われる時に Ki を置き換える他の表現を指定してください。u1048576 には、補助単位 Mi が使われる時に Mi を置き換える表現を指定してください。以降、必要な桁数分、補助単位の表現を指定してください。
テンプレート中に attachment という添付ファイル型の要素が定義されているとします。この添付ファイルへのリンクを生成するときに、そのファイルサイズを併記してみます。
<body>
....
<a href="%attachment%">%fileName(attachment)%</a> %kmg1024(fileSize(attachment))%
....
</body>
テンプレート中に attachment という添付ファイル型の要素が定義されているとします。この添付ファイルへのリンクを生成するときに、そのファイルサイズを併記してみます。今度は有効桁数を 5 桁に指定しています。
<body>
....
<a href="%attachment%">%fileName(attachment)%</a> %kmg1024(fileSize(attachment),5)%
....
</body>
テンプレート中に attachment という添付ファイル型の要素が定義されているとします。この添付ファイルへのリンクを生成するときに、そのファイルサイズを併記してみます。有効桁数は 5 桁に指定しています。また、補助単位の表現を変えています。
<body>
....
<a href="%attachment%">%fileName(attachment)%</a> %kmg1024(fileSize(attachment),5,"バイト", "キビバイト")%
....
</body>
補助単位をキビバイトまでしか指定していませんので、1024 Ki を超える値には Mi 以上の補助単位は付かなくなります。大きな値に対しても、最大でもキビバイト単位での表現となります。
2 の 1 乗から 2 の 80 乗までの値について、補助単位付きの表現に変換して表示してみます。
<body>
....
<wr-variable name="val" value="1"/>
<wr-for times="80">
<wr-variable name="val" value="val * 2"/>
%val% %kmg1024(val)%<br/>
</wr-for>
....
</body>