QR コードは、「サイト設定」の「サイト設定」画面で「プレビュー用の URL を QR コードで表示する」が ON に設定されている場合にのみ表示されます。
7章 ページの作成
WebRelease でコンテンツの制作と管理を行っている状況で、実機、例えば Android タブレットや iPhone などのスマートフォンで、コンテンツをプレビューする必要が生じることがあります。
WebRelease はそのような状況に対応するための機能として、プレビュー用の URL と QR コードを表示する機能を持っています。プレビューアイコンにマウスを合わせてから 2 秒ほど待つとパネルに URL と QR コードが表示されます。
この例では http://localhost/WebRelease2/m.8494.7114.9581.6574 という URL が表示されています。
表示されている URL はプレビュー画面を表示するための Jump-In 用 URL です。この URL にアクセスすることで、このページをプレビューすることができます。この URL を使うと、各種のデバイスから ID / パスワードによる認証を行なうことなくプレビュー画面にアクセスすることができます。
表示されている QR コードには、この Jump-In URL がコード化されています。この QR コードをスマートフォンなどのデバイスのカメラで撮影し、認識ソフトを通して URL にアクセスすることで、簡単に実機でのプレビューを行うことができます。スマートフォンやタブレットにはさまざまな QR コード認識ソフトが出回っていますので、それらの中で適当な物をみつけてプレビューに使用するデバイスにインストールして使用してください。
カメラを使っての Jump-In ができない場合には、多少手間がかかりますが、URL (この場合 http://localhost/WebRelease2/m.8494.7114.9581.6574)を実機に手入力することでプレビュー画面にアクセスすることができます。
この URL はワンタイム URL になっています。この URL でプレビュー画面にいずれかのデバイスから一度 Jump-In すると URL は直ぐに無効化され、この URL を使って他のデバイスから Jump-In することはできなくなります。URL をワンタイム化することによりセキュリティ面での安全性が確保されています。
QR コードは、「サイト設定」の「サイト設定」画面で「プレビュー用の URL を QR コードで表示する」が ON に設定されている場合にのみ表示されます。
Jump-In URL を使ってプレビューすることができるためには、端末は Cookie を受け入れるものである必要があります。Jump-In 用の URL から Jump-In したデバイスは、すぐに通常のプレビュー用の URL にリダイレクトされ、セッション管理用の Cookie が付けられます。
WebRelease は Jump-In する瞬間以外は、常にアクセスしている端末の正当性を、URL と Cookie の両方でチェックします。 Jump-In URL はワンタイムなので、ふたつ以上のデバイスがセッション管理用の Cookie を入手してしまう危険性はないと言ってよいでしょう。
Jump-In URL と QR コードはどこのプレビューアイコンででも表示されます。クリックするとプレビューできる場所では、どこでも Jump-In URL と QR コードを得ることができます。
QRコードを使ってプレビューする場合にも、チャネルを指定して特定のチャネル用のページをプレビューすることができます。
「自動判別」が選ばれた状態でプレビューを行うと、プレビューに使用したデバイスを「デバイス判定ルール」に照らし合わせてデバイスを判定し、そのデバイス用のコンテンツがプレビューされます。
特定のチャネルを選んだ状態でプレビューを行った場合には、選ばれたチャネルに配信されるコンテンツがプレビューされます。