5章 テンプレート - 4. 要素のタイプ
XMLリーダは RSS フィードなどの整型式の XML データを http 経由で WebRelease のページデータの一部に取り込みたい時に使用する要素です。
テンプレート中にこの要素を定義し、そのテンプレートでページを作成すると、ページ編集画面側には取り込む XML データの場所を指定するための URL と、XML データの取得間隔を指定するインターバル(ポーリング間隔)を指定する入力欄が表示されます。ページ作成者が URL とインターバル(秒単位)を指定することで、その XML データをページデータの一部に取りこむことが可能になります。
XML リーダの一般的な使い方は RSS1.0 RSS2.0 Atom などの、いわゆる RSS フィードの取り込みですが、XML リーダは任意の整型式の XML データを取りこむことができるようになっていますので RSS フィードに限らず広範囲に応用することができます。 たとえば、XML 型式で商品在庫数を常時供給するサービスがあれば、WebRelease から XML リーダを使ってその在庫データを一定の間隔で取得するようにしておくことで、ほぼリアルタイムに在庫数を反映したコンテンツを提供することが可能になるでしょう。 また、WebRelease で生成した XML コンテンツを他の WebRelease で取り込んで使うといった応用も考えられます。
FTP の設定が AUTO になっていれば、XML データが更新されると FTP が起動され、公開サーバ上のコンテンツも自動的に更新されます。
XMLリーダを活用するためには XMLFeed オブジェクトの使い方をよく理解していただく必要があります。