外部からコンポーネントの要素を直接参照することはなるべく控えた方が良いでしょう。コンポーネントのメソッドを使うことでカプセル化を強化することができます。あらかじめカプセル化しておくことで、後日コンポーネント内の要素定義を変更する必要が生じた場合などに、修正の波及する範囲をコンポーネント内に限定することができるかもしれません。
5章 テンプレート - 4. 要素のタイプ
コンポーネント要素は、テンプレートまたはコンポーネントに、コンポーネントを組み込む時に使用します。
組み込みたいコンポーネントを指定します。ポップアップには定義されているコンポーネントがリストされますので、そのなかから使いたいコンポーネントを選んでください。
コンポーネントを組み込むと、コンポーネント要素は、あたかもグループ項目のように見えるようになります。組み込んだコンポーネントに定義されている要素がコンポーネント要素の子要素として見えるようになります。ページ編集画面では、コンポーネントの定義に従って入力フィールドが生成されます。
コンポーネントを組み込んだ側のテンプレートやコンポーネントでは、コンポーネントに定義されているメソッドを呼び出すことができます。また、コンポーネントに定義されている要素にもアクセスできます。
ひとつのコンポーネントは、複数のテンプレートに組み込んで使用することができます。コンポーネントは、組み込む時にコピーされるわけではなく、コンポーネントがそのまま、テンプレートやコンポーネントに組み込まれます。組み込まれたコンポーネントを修正すると、その修正は、組み込んだ側のテンプレートやコンポーネントに反映されます。
外部からコンポーネントの要素を直接参照することはなるべく控えた方が良いでしょう。コンポーネントのメソッドを使うことでカプセル化を強化することができます。あらかじめカプセル化しておくことで、後日コンポーネント内の要素定義を変更する必要が生じた場合などに、修正の波及する範囲をコンポーネント内に限定することができるかもしれません。