関数索引

isNull と isNotNull

isNull() 関数は、要素の値が空かどうかを調べます。値が空であれば「真」を返します。そうでなければ「偽」を返します。

isNotNull() 関数は、値が空でないかどうかを調べます。値が空でなければ「真」を返しす。空であれば「偽」を返します。

値は、下記の条件を満たす場合に空と判断されます。

「１行テキスト」または「複数行テキスト」タイプの要素で、文章が入力されていない場合。
「イメージ」タイプの要素で、イメージが入力されていない場合。
「添付ファイル」タイプの要素で、ファイルが入力されていない場合。
「リンク」タイプの要素で、リンク先が設定されていない場合。

書式

isNull(要素) または isNotNull(要素)

要素:

判定したい値を指定します。要素名を指定することもできます。

利用例 #1

イメージが設定されている場合に限り IMG タグを使ってイメージの表示を行ないます。イメージが設定されていない場合には、イメージを表示する代わりに、「写真がありません」という文を表示します。テンプレートには、イメージという名前の「イメージ」タイプの要素が定義されているとします。

<body>
....
<wr-if condition="isNull(イメージ)">
  <p>写真がありません</p>
</wr-if>
<wr-if condition="isNotNull(イメージ)">
  <img src="%イメージ%"><br>
</wr-if>
....
</body>

利用例 #2

フッタに何か記入されている場合に限り、フッタを表示します。テンプレートには、フッタという名前の「１行テキスト」タイプの要素が定義されているとします。

<body>
....
<wr-if condition="isNotNull(フッタ)">
   <footer>%フッタ%</footer>
</wr-if>
....
</body>