関数索引
rtlCount
rtlCount() 関数は文字列中に含まれる、一般的に右から左に書かれる文字の数を数えて返します。右から左に書かれる文字と判断されるのは、Unicode のコードポイントで示すと下記の文字群です。
- U+0590 から U+05FF までのヘブライ文字
- U+0600 から U+06FF までのアラビア文字
- U+0700 から U+074F までのシリア文字
- U+0750 から U+077F までのアラビア文字補助
- U+0800 から U+083F までのサマリア文字
- U+0840 から U+085F までのマンダ文字
- U+0860 から U+086F までのシリア文字補助
- U+08A0 から U+08FF までのアラビア文字拡張
- U+FB1D から U+FB4F までのへブライ語表示形
- U+FB50 から U+FDFF までのアラビア表示形A
- U+FE70 から U+FEFF までのアラビア表示形B
- U+10840 から U+1085F までのアラム文字
- U+10860 から U+1087F までのパルミラ文字
- U+10880 から U+108AF までのナバテア文字
- U+10900 から U+1091F までのフェニキア文字
- U+10A60 から U+10A7F までの古代南アラビア文字
- U+10A80 から U+10A9F までの古代北アラビア文字
- U+10B00 から U+10B3F までのアヴェスター文字
- U+10B40 から U+10B5F までの碑文パルティア文字
- U+10B60 から U+10B7F までの碑文パフラヴィー文字
- U+10B80 から U+10BAF までの詩編用パフラヴィー文字
書式
rtlCount(文字列)
文字列:
右から左に書かれる文字の数を数えたい文字列を指定します。
利用例 #1
"Today's new sأخبار اليوم" というアラビア語と英語の混ざった文字列に含まれる、右から左に書かれる文字の文字数を数えてみます。
<body>
......
%rtlCount("Today's news أخبار اليوم")%
.....
</body>
結果は 10 になります。文字列の長さは 24 文字です。"Today's news " の部分が 13 文字です。アラビア語の単語の間にスペースが 1 文字あります。ですから、右から左に書かれる文字となるアラビア語の文字数は 10 文字となります。