5章 テンプレート
WebRelease では、要素のタイプとして15種類が用意されています。
テンプレートの文書型を定義するときには、これらの要素タイプ(型)から必要な型を選んで組み合わせてゆきます。各タイプごとに、さらに細かい属性の設定が可能です。例えば、入力可能な文字数の制限や、その要素の繰り返しの可否、その要素の入力が必須かどうかの設定などです。要素を定義したら、要素ごとに、これらの属性を設定します。
1行テキスト | ページ中で、氏名、電話番号、住所など、比較的短いテキストデータを扱いたい時に使用します。入力時にはテキストフィールドでの入力になります。 |
複数行テキスト | ページ中で、例えば、記事の本文など、長いテキストデータを扱いたい時に使用します。入力時にはテキストエリアでの入力になります。 |
WYSIWYG エディタ | ページ中で、例えば、記事の本文など、長いテキストデータを扱いたい時に使用します。入力時には WYSIWYG エディタでの入力になります。テキストの入力以外にも、画像の挿入や添付ファイルの登録とリンクの作成など、WYSIWYG 型式での編集作業が行なえます。 |
ラジオボタン | 複数の選択肢からひとつを選んで入力するようにしたい場合に使用します。選択肢に指定できるデータは、基本的には「1行テキスト」と同じく、短い文字列データとなります。性別や都道府県名の入力などで便利に利用できるでしょう。 ページ編集画面側に生成される入力フィールドはラジオボタンとなります。 |
ポップアップボタン | ラジオボタンと同様、複数の選択肢からひとつを選んで入力するようにしたい場合に使用します。選択肢に指定できるデータは、基本的には「1行テキスト」と同じく、短い文字列データとなります。性別や都道府県名の入力などで便利に利用できるでしょう。 ページ編集画面側に生成される入力フィールドはポップアップボタンとなります。 |
チェックボックス | 複数の選択肢から、複数の選択を行う入力項目を定義する場合に使用します。 ページ編集画面側に生成される入力フィールドはチェックボックスとなります。 |
年月日/時分/秒 | 日付や時刻を、「年」「年月」「年月日」「年月日時分」「年月日時分秒」の 5 つの形式のいずれかで入力したい場合に使います。 |
目次 | 目次はリストを作成するときに使用します。WebRelease で作成されたページを必要な目次に掲載することで、「新着情報」などのリンク集を作成することができます。 |
リンク | サイト内に作成されたページへのリンク先を指定したい時に使用します。 |
イメージ | ページ中にイメージを表示したい場合に使用します。扱えるイメージデータの形式は gif png jpg webp bmp です。 |
添付ファイル | ページ中に Flash、PDF、表計算・ワープロなどのデータファイルを配置したい場合に使用します。 |
XMLリーダ | XMLリーダは RSS フィードなどの整型式の XML データを http 経由で WebRelease のページデータの一部に取り込みたい時に使用する要素です。 |
コンポーネント | コンポーネント要素は、テンプレートまたはコンポーネントに、コンポーネントを組み込む時に使用します。 |
グループ項目 | いくつかの要素を組み合わせた、複合要素を作りたい時に使用します。いわゆる構造体を定義するために使用します。例えば、「住所、氏名、電話番号」といった構造を定義する場合にグループ項目を使用します。 |
セレクタ | セレクタはグループ項目に似ています。グループ項目と同様に、セレクタも任意個の子要素を持つ構造を定義する要素です。 セレクタがグループ項目と違うのは、グループ項目の場合、コンテンツ制作者は、子要素ひとつずつにデータを入力するのに対して、セレクタの場合は、子要素のうちのひとつだけを選んでデータを入力するという点です。 |