関数索引
remainder(a, b) は a を b で割った余りを返します。例えば remainder(10, 3) は 1 を返します。
割られる数値を指定します。数値の文字列も指定できます。要素も指定できます。要素を指定した場合、その要素の値は数値と考えられるものでなければなりません。
b:割る数値を指定します。数値の文字列も指定できます。要素も指定できます。要素を指定した場合、その要素の値は数値と考えられるものでなければなりません。
remainder() 関数は、整数だけでなく、小数点以下の部分をもつ数値にも適用することができます。また、負の数に対しても remainder() を求めることができます。
remainder(a,b) は a - divide(a, b, 0, "DOWN") * b による計算結果と同じです。
0 から 9 の 10 個の数字を 3 カラムのテーブルに配置してみます。テーブルの改行のタイミングや、最後の行の余白欄の処理のために remainder() 関数を使用しています。
<body>
....
<wr-variable name="items" value="10" />
<wr-variable name="cols" value="3" />
<table border="1">
<wr-for times="items" variable="x">
<wr-if condition="remainder(x, cols) == 0">
<tr>
</wr-if>
<td style="width: 5em; text-align: center;">%x%</td>
<wr-if condition="remainder(x, cols) == (cols - 1)">
</tr>
</wr-if>
</wr-for>
<wr-if condition="remainder(items, cols) != 0">
<wr-for times="cols - remainder(items, cols)">
<td style="text-align: center;">--</td>
</wr-for>
</tr>
</wr-if>
</table>
....
</body>
このコードの実行結果は下記のような表になるでしょう。
0 | 1 | 2 |
3 | 4 | 5 |
6 | 7 | 8 |
9 | -- | -- |