7章 ページの作成 - 23. ページの一括処理
フォルダ以下に置かれているページをまとめてエキスポートしたい場合に使用します。
① 選択したページは zip 形式にまとめられてエキスポートされます。zip ファイルにパスワードを設定しておきたい場合にはこのチェックボックスを ON にしてください。
② 上の①を ON にするとこのフィールドが現れます。zip ファイルに設定するパスワードを指定してください。
③ フォルダのアイコンをクリックすることでサブフォルダを開閉することができます。サブフォルダを開くことで、サブフォルダにあるページを選択できるようになります。サブフォルダを閉じると、サブフォルダ以下で選択されていたページの選択は解除されます。
④ エキスポートしたいページを選択してください。チェックボックスをマウスで縦にドラッグすることで複数のページを連続して選択したり、選択を解除したりできます。
⑤ 「実行」ボタンをクリックするとページがエキスポートされます。
では、先ほどの例でダウンロードした zip ファイルの中身を見てみましょう。zip ファイルは demo1.zip という名前でダウンロードされていると思います。ダウンロードされる zip ファイルの名前は export を実行したフォルダの名前から採られています。
zip ファイルの内容は下記のようになっているでしょう。
Archive: demo1.zip
Length Date Time Name
--------- ---------- ----- ----
237 07-08-2022 14:41 resources[]/default.css
1740 07-08-2022 14:41 サンプル2[sample2]/html_example_2.html_Rev_1.wrp
228 07-08-2022 14:41 サンプル1[]/html_example.html
123102 07-08-2022 14:41 images/p1.png
108273 07-08-2022 14:41 images2[img2]/p4.png
--------- -------
233580 5 files
エキスポート時に指定した 5 つのページが zip に入っているのが分かります。ディレクトリ名に見慣れない [ ] がありますが、これについては後述します。
この zip ファイルはページインポート機能で WebRelease にインポートすることができます。
エキスポートされる zip ファイル中のディレクトリ名には WebRelease 上のフォルダの「フォルダ名」とそのフォルダの「公開サーバ上でのディレクトリ名」を組み合わせた名前が付けられています。理由は、この zip ファイルをインポートした時に、WebRelease 上でフォルダの「フォルダ名」と「公開サーバ上でのディレクトリ名」を復元できるようにするためです。
zip 中のディレクトリ名は以下のルールで組み立てられています。
フォルダ名 | 公開サーバ上でのディレクトリ名 | zip ファイル中のディレクトリ名 | 備考 |
---|---|---|---|
hello | 指定されていない | hello[] | |
hello | world | hello[world] | |
hello | hello | hello | 同じ場合は [ ] 部分を省略 |
ページをエキスポートする時に、そのページの状態によって、そのページを wrp ファイルとしてエキスポートするか、css や html などの形式で直接エキスポートするかが決まります。以下をご参照ください。