関数索引
setScale() 関数は、数値の小数以下の任意の桁位置で端数処理(四捨五入を含めて6種類)を行います。
端数処理の対象としたい数値を指定します。要素も指定できます。要素を指定した場合、その要素の値は数値と考えられるものでなければなりません。
有効桁:小数点以下何桁で端数処理をしたいかを示す整数値を指定します。 負の数は指定できません。
丸めモード:端数処理の方法を指定します。下記の6つの方法が指定できます。
HALF_UP | 四捨五入 |
HALF_DOWN | 0.5 は 0 に、0.5000001 は 1 に。 |
CEILING | 値の大きくなる側にまるめる。 -1.4 は -1 に、1.4 は 2 に。 |
FLOOR | 値の小さくなる側にまるめる。 -1.4 は -2 に、1.4 は 1 に。 |
UP | 絶対値の大きくなる側にまるめる。 -1.4 は -2 に、1.4 は 2 に。 |
DOWN | 絶対値の小さくなる側にまるめる。 -1.4 は -1 に、1.4 は1に。 |
この引数は省略可能です。省略した場合には HALF_UP (四捨五入)が指定されているものとして丸め処理が行われます。
価格に数値が設定されている場合、下記の展開で消費税を計算します。価格に 1.1 をかけて四捨五入しています。
<body>
......
税抜価格: %価格%
税込価格: %setScale(価格 * 1.1, 0, "HALF_UP")%
.....
.....
丸めモードは省略できるので下記の記述も可能です。
.....
税込価格: %setScale(価格 * 1.1, 0)%
.....
</body>