関数索引
add() 関数は数値の加算を行います。
add() 関数の引数の数は二つまたは四つです。パラメタを二つだけ指定した場合には、二つの数の加算結果が得られます。この場合、計算結果の小数点以下桁数は、引数に指定した数値のいずれかの長い方と同じになります。計算結果の小数点以下桁数と丸めモードを指定したい場合には、三つめと四つめのパラメタで指定することができます。
加算したい数を指定します。
数値2:加算したい数を指定します。
有効桁:小数点以下何桁で端数処理をしたいかを示す整数値を指定します。 負の数は指定できません。このパラメタは省略可能です。
丸めモード:端数処理のモードを指定します。このパラメタは、scale パラメタを指定した場合に限り指定することができます。計算結果は、この引数で指定したとおりの丸めモードで処理されます。モードには HALF_UP HALF_DOWN CEILING FLOOR UP DOWN のいずれかを指定することができます。それぞれのモードの意味については setScale() 関数の説明を参照してください。
二つの値を足し算してみます。値は、a と b の二つの要素から与えます。
<body>
........
%add(a,b)%
........
</body>
a に 1234.5678 を与え、b に 9876543210.98765 を与えると結果は 9876544445.55545 になります。計算の結果は %a + b% と書いた場合と同じです。
二つの値を足し算してみます。値は、a と b の二つの要素から与えます。小数点以下1桁を残し、二桁めで HALF_UP (四捨五入)で端数を処理するように指定してみます。
<body>
........
%add(a,b, 1, "HALF_UP")%
........
</body>
a に 1234.5678 を与え、b に 9876543210.98765 を与えると結果は 9876544445.6 になります。