7章 ページの作成 - 7. ページリソース
リソースが html または css であれば、そのリソース中に含まれている外部リンクを抽出してチェックすることができます。html または css のリソースの場合には、リソース編集画面に「外部リンク」タブが表示されます。このタブをクリックすると、そのリソース内に定義されている外部リンクの一覧を見ることができます。
html または css から抽出された URL について、その URL が指している先に WebRelease で管理しているオブジェクト(ページ、リソースなど)が存在しない場合に、その URL は外部リンクであると判定されます。
サフィックス欄で抽出する外部リンクのサフィックスを指定します。特定のサフィックスの外部リンク、例えば .js のみを抽出して表示したい場合は、js のみ ON にして他のチェックを OFF にしてください。「その他」を ON にしてある場合は、すべてのサフィックスが抽出対象になります。
画面右上の「今すぐチェック」ボタンをクリックすると、抽出された外部リンクに実際にアクセスできるかどうかテストが実行されます。テストでは、実際に外部の URL に向けて HTTP GET リクエストを実行し、リソースが取得できるかどうかをチェックします。
テストには少し時間がかかる場合があります。外部リソースへのアクセスに時間がかかる場合があるためです。一旦「今すぐチェック」ボタンをクリックした後「未チェック」の URL が残っている場合、しばらく(数十秒程度)待ってから画面をリロードしてみてください。チェックが進んでいる場合があります。
ある URL へのテスト実行は 60 秒に 1 回以上は行われません。「今すぐチェック」ボタンを連続してクリックしてもチェックは 60 秒に 1 回が限度です。これは、対向のサーバに負担をかけることがないように設定されている制限です。
テストが正しく行われるためには、WebRelease サーバから目標となる外部リソースへのアクセスが可能になっている必要があります。例えば、WebRelease サーバが Firewall 内にあり、WebRelease サーバから外部の Web サーバに対して port 80 / 443 への接続が制限されている場合、WebRelease からの外部リンクのチェックが行えない場合があります。そのような場合は、実際には該当 URL にリソースが存在していても「リンク切れ」の判定となってしまいます。
チェックの結果リンク切れの判定となった場合でも、実際にリンク切れになっているかどうかはさらに判断の余地があります。ネットワークや対向の Web サーバの事情により、一時的に URL にアクセスできなかっただけかもしれず、しばらくすると復旧することがあるかもしれません。