2. 承認プロセスの定義

承認プロセスの名称を指定してください。承認依頼を行なうときには、この名称で承認依頼先のプロセスを選択することになるので、承認依頼をするスタッフにとってもわかりやすい名前を付けておくと良いでしょう。

承認プロセスは、承認ステップを組み合わせて定義します。ここでは、承認プロセスの定義方法を例を使って説明しましょう。

承認プロセスのステップ数は最大で 5 ステップです。この例では 3 ステップの承認プロセスを定義しています。

• 最初のステップは「コンテンツ確認1」という承認ステップです。このステップは「スキップを許可」という側が ON になっています。スキップが許可されたステップは、承認依頼者はそのステップをスキップして、その後段のステップ、この場合は「コンテンツ責任者承認」という２段目のステップに、直接承認を依頼することができるステップです。
• ２番目のステップは「コンテンツ責任者承認」という名称の承認ステップとしています。
• 最後のステップが「最終公開チェック」という承認ステップです。

すべてのステップが「スキップを許可する」となっていても、承認を最初に依頼する時点では、いずれかのステップを選んで承認を依頼する必要があります。すべてのステップがスキップ可能になっていても、承認プロセスを通過せずに承認が得られるわけではありません。

適切にスキップの設定を行なうことで、実質的に不要なステップをスキップしながら手早く承認プロセスを通過させることができるようになります。

ふたつ以上の段階に、同じ承認ステップを指定して承認プロセスを定義することはできません。たとえば「コンテンツ確認1」という承認ステップを、プロセス中の先頭と3段目にくり返して組み込んで使うことはできません。

進行中の承認依頼がある承認プロセスは、その承認依頼の処理が完了するまで、設定を変更することはできません。混乱を避けるために、承認プロセス名の変更もできません。

1段階のみの承認プロセスの作成にも、承認ステップの定義と承認プロセスの定義が必要です。