2章 ユーザ管理
WebRelease では、ユーザを一時的に利用できなくする「休止」状態にすることができます。ユーザを休止状態にするためには、下記の点に注意してください。
ユーザを休止状態にする処理は、システム管理ユーザにより、いつでも実行可能ですが、休止となるユーザは、編集中のページを持っているかもしれませんし、サイトのマネージャーを担当しているかもしれません。
そのユーザを休止状態に設定する場合には、各サイトの運営に影響がでないかどうか、各サイトのスタッフに確認するなどの事前のチェックをしてください。
休止状態の設定は、パスワードの漏洩の疑いがある場合など、特定のユーザの ID を無条件に閉鎖する必要のある場合にも機能するよう、そのユーザのサイトにおける役割や作業の状況とは無関係に行えるようになっています。反面、不用意な設定は業務への影響を引き起こす可能性が残されています。この点を理解した上で休止の設定をおこなってください。
WebRelease を運用するためには、常に最低1人のシステム管理権限をもつユーザが必要です。システム管理権限を持つユーザを全員休止にしてしまうと復旧に手間がかかります。ご注意ください。
ユーザを休止状態にするためには、システム管理ユーザ権限が必要です。 ユーザの休止設定を行う時には、まず、システム管理者権限のあるユーザIDを使って WebRelease にログインしてください。
ログイン後、画面右上にある「ユーザ一覧」ボタンをクリックしてユーザ一覧画面に移動します。ユーザ一覧画面には、その時点で登録されているユーザの一覧が表示されています。一覧から目的のユーザを選びます。休止するユーザの表示されている行の編集ボタンをクリックしてください。
編集ボタンをクリックするとそのユーザのプロファイル編集画面が表示されます。
① 画面の下部にある「休止ユーザ」のチェックボックスをオンにします。
② 画面右上の「保存」または「完了」ボタンをクリックします。ユーザの状態が休止状態になります。
ユーザを休止状態にする場合と同様に、ユーザプロファイル編集画面に入り、「休止ユーザ」チェックを OFF にしてから画面右上の「保存」または「完了」ボタンをクリックしてください。休止が解除されます。